本年一発目の投稿は白鯨に関して。
昨年10月に輸入した白鯨がかなり大きくなって成長してくれました。
白鯨の成長!
結論から言うと、こんな感じです!
これが…
⬇︎
どどん!!!
同一株を同じ方向から撮影!
こんな感じに成長してきました!
成長点の厚みがあるので、それだけ展開後は幅広の葉になると思っていましたがここまでとは。
3ヶ月でここまで変わるんですね〜!
白鯨の水やりに関して
個人的に白鯨は成長が早い品種だと思っているのですが、特に葉が広い分この白鯨は成長が爆速な気がします。
特に私の環境下では24時間サーキュレーターが回っていて、室温も20℃を保っているので春夏秋冬成長しており、乾きも速いので水も潤沢にあげているのも大きな理由のひとつかと感じています。
あれ?アガベって水をあげすぎたらいけないんじゃ…?
一概には言えませんが、結論から言うとアガベは水は好きですよ。
誤解を与えかねないセリフなので正しく説明すると、アガベは水は好きですが、吸い過ぎると徒長を始めとした株姿の崩れが起きてしまい、鑑賞価値が下がる可能性があります。
それならやっぱり水をあげないほうが・・・?
環境による、というほかありませんね。
今回のみやのきの散水量は?
今回実は週3でみずやりしていました。
これは結構多いと感じる人も多いのではないでしょうか?
よく言われているのは冬は断水ぎみに・・・ですが私の環境下では完全室内管理25℃前後。
24時間サーキュレーターを回しており、それ故に乾燥が早く多く散水できるわけです。
肝心なのは乾燥→散水のサイクル
アガベに水やりをすると徒長する…
培土の保水力が高いと徒長する…
違います!
長年植物を栽培していますがこれだけは確実に言えます。
大切なのは水やりの後にいかに乾燥させるか=酸素のなくなった古い水をいかに無くすか。
これに尽きると思います。
鉢に植えた植物はその鉢内でしか根を伸ばせません。
そうなるとその鉢内にいつまでも散水した水が残り続けるとその水が腐敗し雑菌が沸き根に悪さをします。
また根も酸素を吸います。古い水は酸素を含まなくなっていくので根が古い水に溺れる=酸欠を起こしてしまいます。
これが悪いわけです。
つまり、いかに古い水を処理できるかが肝心なのですね!
極論、毎日水あげをしてもいいかもしれません。
水耕栽培という考え方
というのも筆者のみやのきは本業農家で水耕栽培システムを利用して葉菜類を栽培しています。
これは24時間365日植物が土と接触せずに常に水の中で根を張らせて成長します。
常に新鮮な水=水分と酸素を供給できるかがポイントですね!
しかし、これは農家として活動し常にEC (培養液の数値)を管理しているから実現しているわけで。。。
一般的には水はげがいい培土を使いつつサーキュレーターを活用し乾燥を早めて適時散水が安牌です。
それでもやはり水を切り続ける必要はないんですね!
株を締めて育てる考え方に移行する際はまた別の考え方になります。後日それも記事にしてお伝えしたく思います。
このように本当に奥が深いアガベ栽培の世界。
これからもたくさん情報を発信していきますのでみんなで楽しいボタニカルライフを!
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